2013年4月7日日曜日

ノイズ消去

hMAの特徴は反応が早いことなのですが、押し目の下げに対しても積極的に反応してしまいます。
押し目を判定することでこれは回避できるので、SMA20/50とかを引いてそれを下回るか。 などという処理を思いつくわけですが、これを入れてしまうとTOP/BOTTOMでの切り返しが、押し目として判定されてしまう、新しい悩みが生まれてきます。

移動平均系の宿命というと大げさですが、この数年このことを解決しようと試行錯誤を繰り返してきたのですが、どうも無理! というのが今の心境であります。

出来高が汎用的に使えるのであればまた変わるのかもしれませんが、FXでは出来高という指標があてにならないので、移動平均とは種類の異なるものと合わせて判定するのが良いだろうというのが今の対策で

今回はNonLinerと名前が付けられた、つまり「非線形」のロジックと「線形」であるhMAを組み合わせることにしました。

せっかくなので、あまり知られていない(だろう)ロジックが面白いということで、Nonliner Elhers Filterを選択しました。

著作権の問題がありますので、出典を先に書きます。

ロジック:http://www.mesasoftware.com/Papers/Ehlers Filters.pdf
作成   :私

PDFの資料を見てもらうとわかるのですが、計算ロジックはデジタルフィルターの一種で画像のスムージングに近いものだと思います(私語で表現しているので実はそうではないのかもしれませんが)。

プログラム不具合が見つかりましたので公開中止しております(すみません)。
ダウンロードはこちらから Nonliner ehlers Filter 20130407.zip

ソースファイルと実行ファイルをZIP圧縮しています。
例によってエラー処理とかしていませんのでご注意ください。

それと計算が大量に発生します。
プログラムでは新しいBarが出現した時のみ計算を行なっていますので、バーの途中では計算しません。

起動時に計算するバーの数をパラメーターで指定するようにしています。
TargetBARを0にすると全BARをさかのぼって計算します(たぶんハングアップしたのかと勘違いします)。

VQみたいな雰囲気にしています



















そしてこれとhMAを組み合わせた試作画面。 無骨なhMAはどこに行ったというファンシーな色合いに変身しております。
2つのツールのUp/Downが一致している箇所をその色で、一致していないところを金色表示しています。 それぞれのツールの計算Bar数を変え、どちらかをフィルターとして使えないものかと試しているわけです。



















これがうまく第三軸になってくれると良いのですが、なにかもう一工夫が必要な雰囲気もあります.....

ノイズ取りが新しいノイズに悩む といういつものパターンにならなければ良いのですが。


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