先週は押し目のサンプルチャートを多数眺めたことを書いたのですが、そのプログラムに苦戦中であります。
ベースはMACDなのでMACDの動きの中で押し目を判定するというのが目的なのですが、MAの期間が長いこともありうまく判定してくれないところが目についている次第です。
チャートにも書き入れておりますが、判定のロジックは
① 反転の気配を判定
具体的には長期MACDがマイナスエリアから0に向かって動いていて、その際に短期のMACDも同じ方向に、かつMAの角度もプラスになっていることを判定しています。
② 上記①の反転で短期MACDが0を抜けていくことを見ています。
この①もしくは②が出た後に押し目が出てくることを想定しているのですが
②’ 短期/長期MACDの反転の向き(上げか下げか)を見ていて、短期MACDが長期MACDの向きと逆に動いているケースを②’(2と3の間ということで内部的には2.5としています)として判定。
③ ②’の後に短期MACDが長期MACDと同じ向きに再度変化したことで押し目が成立する可能性を判定しています。
つまり出現のパターンは ①、②、②’、③の順番に出てくることをロジックとして持たせています。
現時点では③が不成立となった時点でトレンド判定をゼロに戻しています。。
上図では比較的うまく判定が出ているのですが、うまく行っていないケースも多く
やや極端な動きなのでMACDに限らずということかもしれませんが、MAを比較的長い固定値で動かす限りこのような短周期のワイドレンジを苦手とすることはおそらく最終的にも課題として残るはずと思っております。
それと上図のEURUSDでは下げのサインが出ているにもかかわらずBarは一向に下がりません。
それどころか上げています。
ダイバージェンスという考え方もあるかもしれませんが、このチャートのように高値レジスタンスラインが強く働いていると高値近辺でヨコヨコとなり反転の判定が難しくなります。
反転の判定は冒頭に書きましたが、下げの例ですとプラスエリアのMACDが下落しゼロをクロスしていくことを想定して判定を行っています。
このチャートのサブウインドウの赤線(長期MACD)を見てもらうと分かりますが、プラスエリアを長時間うろうろしています。短期MACDがゼロを下抜けしたことで反転を判定していますので短期MACDがヨコヨコに対して反応しマイナスになり反転だ! とサインが出てもすぐに元のプラスに戻っている動きになります。
同じ動きがUSDJPYにも見られまして
こちらはEURUSDとは逆に安値サポートラインが強いようで、上げのサインが出ていていも実際のBarは上がらないという動きになっています。
それとチャートとは関係ないことですが、プログラム中にコメントを多数書き入れているのですが、日本語が原因でコンパイルエラーが出ていたようで(最終特定ができていないのと再現していないので違うかもしれませんが) 週末をその対策に追われたという無駄な時間を過ごしてしまいました。
①、②、②’、③の順番でプログラム処理を書いているのでひとつのブロックが長くかつ饒舌となっているので来週(目標ですが)プログラムを公開した時に、なんじゃこりゃ! と驚くかもしれません。
EAはエントリーなしでした。
EURUSDは下がりそうで下がらず、そしてなぜか上げています。
売り上がっているのでマイナスがかなり大きいのですがしばらくマイナス保持の予定です。
週明けにEU主要国の臨時会議がアナウンスされていますがどうなりますかね。
ギリシャ離脱やむなしとなり、そこから予想に反しドル売りでEURUSDが上がるとすればロスカットやむなしと思っております。
来週も良いことがありますように。
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