使い方は見た目通りで青は上昇傾向、赤は下降傾向を示します。
1.機能
2本の移動平均のクロスを色分けで表示します
マルチタイムフレーム(1本のみ)の任意足の移動平均を表示します
EMA9を同時に表示することができます
2.設定方法
今回もマルチタイムフレームのエラー処理していません。誤った数字を入力すると金色の線が直線で表示されますので、さすがに気がつくのではないかと思っています。
EMA9の表示をディフォルトでtrue(あり)にしています。
EMA9にしたのは完全に個人的な趣味というか、身についた癖とでも言いますか。EMA10でもなく、EMA14でもなく、なぜかEMA9がしっくりくる。 というそれだけの理由なのですが、使い方は次回以降にご説明します。
簡単に書きますと、
5分とか15分足での短いスパンでのチャートでのダマシ判定(正確にはダマシではなくて、移動平均ツールの回避しずらい癖)を異なるBar数の動きで見る目的です。
5分足チャートを少し拡大表示しています。
価格はライン表示(緑)、EMA9は白色です。
マルチタイムフレームラインを上抜けした後に、ヨコヨコの動きで赤線表示になりました。
ここでクローズというのが、一番ストレスのない方法なのですが、EMA9を合わせて見ておくことで、本当に下げの動きなのかを探ろうとしています。
結果論ですが、この動きではEMA9がマルチタイムラインの上に位置したまましばらく動き、高値を取っています。
その後の動きをRANGEツールと合わせて見ると
サブウインドウのマルチタイムフレームラインが1より小さく、かつ、ほとんど水平。
メインライン(白)は小刻みに上下していますが、レンジに入った考えると価格ラインがEMA9とクロスしたとこでのエントリーなんていうアグレッシブなことも思いつくわけです。
レンジなので移動平均の青、赤はあてになりません。 ツールを公開しておきながら、あてにならないという説明も変ですが....
3.ロジック というか 計算方法
移動平均の計算方法はたくさんあり、これに凝りだすと切りがないのですが、今回はEMAよりも少し動きが早い(だろう) HULL移動平均を用いています。
早いぶんヨコヨコも敏感に察知してしまいますので、短い時間足の時は要注意かもしれません。
計算ロジックはいろんなところで公開されていますが、今回利用したのはオリジナルの方法の最後の部分を使わずに、極めてシンプルな計算のみとしています。
オリジナルでは
HMA_n = (期間/2 のLWMA) * 2 - (期間のLWMA)を毎足で計算して、この値を
期間のルート値でもう一度平滑化していまが、今回は最後の平滑化を入れていません。
反応速度重視というチューニングです。
先々このツールをベースに色々と機能を追加して行く予定ですので、必要最小限から開始という狙いもあります。
4.ダウンロード
Nonlag_hMA.ex4 (実行ファイル)
Nonlag_hMA.mq4 (ソースファイル)
ディフォルト設定では比較的長いバー数にしていますので、ディフォルト変えたい方はソースをいじってみてください。
例によってエラー処理とか無視しています(あまり自慢にはなりませんが)。
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