レンジ判定(勢い)を目的としたインジケーター。
どちらかと言うとレンジ(勢いがない)であることを判定し、その時にトレードしないというツールです。
01:機能
1.ADX,ATR,STDを用いて変動の勢いをサブウインドウにグラフ化。
2.マルチタイムフレームで表示可能(利用する、しないの選択可能)。
02:グラフ表示の解説
白線:メインウインドウのタイムフレームの勢いを表示
赤線:同上の平均値
金色:(指定した)マルチタイムフレームの勢い
緑色:平均値
03:目盛
1を基準として、
1より上の時は勢いがあります
1より下の時は勢いがありません
*ここでの「勢い」は数値が1を超えているか、否かだけの判断ですので絶対的なものを指してはいません。
04:指定可能なパラメーター
T1:計算の対象バー数(最大は26です)
MT:マルチタイムフレームの分数(エラー判定していませんのであしからず)
MT_DISP:マルチタイムフレーム表示するかしないか
05:計算概要
起動時にADX,ATR,STDを全バーを用いて平均を計算(起動時のみ)。以下 総平均と表現。
STDとATRの比、STD/STD総平均とATR/ATR総平均の比、ADX/ADX総平均を計算し
それぞれの値を条件分岐で計算しています。
(MT4でADX、ATR、STDの3つを同時に表示させてみると微妙な差が見えるはずです。
それを総平均との比率で標準化して平均処理しています。
単純平均はしていないのがポイントかもしれません。)
06:使い方
内部ロジックを公開しておりませんので、お好きなように(笑)!
目安は1を超えているかですが、
単純に勢いを示しているだけですので、上か下の方向は別な方法で判断が必要です。
レンジ状態でブレイク判定に使う時は、1を抜けた後の戻り(また1に戻ってくる)に注意が必要です。
下の例を見てもらうと1を超えた状態でも、白線が赤色(平均値)とクロスしたタイミングで価格バーが反転しています。 つまり勢いを保ったまま反転した(もしくは短い時間で反転した)。
ということになりますので、1を超えたから放置というのは危ないです。
メインウインドウは1時間足、マルチタイムフレームは4時間(240分)指定の例です。
07:プログラムダウンロード
エラー処理ほとんど組み込んでいません。
動作確認はOANDA MT4のみですので桁数違いのプロパイダーがちと心配ですが
ダウンロード Nonlag_RANGE_MTF.Ex4
今後徐々にツールを増やして行きたいと考えていますが、月に2、3回の更新になりそうなのでのんびりとお付き合いください。
2013/03/17
0 件のコメント:
コメントを投稿
コメントありがとうございます。
すぐに返信できないことが多いかもしれませんが、よろしくお願いいたします。