昨日公開しましたツールの一部不具合を修正しました。
更新版はこちらになります。
ダウンロード: Nonlag_hMA_with_Signal_DontUSE_0331.lzh
お手数おかけします!。
RANGEツールはex4のみの公開なので、これを使うとなるとそのまま利用するしかないので、他のプログラムからRANGEツールの値を利用する方法を説明します。
今回はプログラムの解説なので興味のある方のみとなりそうですが
MT4にiCUSTOMという関数があります。
これは他のインジケータの値を利用するケースで用いることができます。
iCUSTOMを使うのは
1.公開されているインジケータを簡単に利用する
2.MT4のデバッグ機能があまりにも貧弱なので、プログラムを小分けにして開発し、小分けの単位で動作確認を行い、最終的に1本にまとめる
という利点があるのではないかと考えています。
更に詳細事項になりますが、インジケータプログラムのバッファー変数が最大で8。という制限があり、昨日書いたように、エントリー関連のサインだけでも4つ取られてしまい、残り4つでどうするの?
というなにか非本質的な課題を解決することも役に立ちます。
欠点としては
1.パソコンの負荷が高くなる(まあこれは環境しだいで最近ではあまり気にする必要もないかも)
2.終値の利用に一工夫がいる
3.iCUSTOMで呼び出すインジケータがたくさんになると、何がなんだかわからなくなることがある(笑)
終値の判定ですが、インジケーターに限らず(EAも含むという意味で)プログラムが呼び出されるのは値動きがあった時ですので、呼び出された時がバーの終値かどうかは分かりません。
解決策は
A.呼び出すバーを1本前とする。 これだと確実に1本前の終値で計算された値が返ってきます。
ただし、これだとリアルタイムな値は取れません。
1本前を呼び出す処理と、現在のバー(リアルタイム)を呼び出す処理を2つ併記すれば両方を知ることができるわけですが、プログラム的にはあまりスマートではありません(こんな考え方を持っている人は意外と多いのではないかと思いますがどうなのでしょうか)。
B.バーの時間を見て新しいバーが形成されたのかを判定する
こちらはEAを作成するときにより神経質に考えることになる(はずの)ことなのですが
以前の記述が間違っておりましたので削除しております(すみません)。
さて本日の本題です
RANGEツールを呼び出すiCUSTOMの書式
double Range.Value=iCustom(NULL,0,"Nonlag_RANGE_MTF_2Signal",RANGE_MTF.T1,MTF,true,0,off);
double Range.AV =iCustom(NULL,0,"Nonlag_RANGE_MTF_2Signal",RANGE_MTF.T1,MTF,true,1,off);
double Range.MTF=iCustom(NULL,0,"Nonlag_RANGE_MTF_2Signal",RANGE_MTF.T1,MTF,true,2,off);
double Range.MTF.AV=iCustom(NULL,0,"Nonlag_RANGE_MTF_2Signal",RANGE_MTF.T1,MTF,true,3,off);
プログラムは4行なのですが、折り返し表示で4行以上に見えているかもしれません。途中改行はありませんのでご注意ください。
ここで説明が必要となるのは、呼び出しの変数として
RANGE_MTF.T1
MTF
true
の3つ(最後は定数ですが) と その後に 0,1,2,3という数字があります。
まず最初の3つは、RANGEツール側のextern 宣言されている変数を指定しています。
RANGE_MTF.T1は呼び出し側プログラムの変数なので名前はなんても良いですし、直接 20 というふうに整数を入れても大丈夫です。
これは RANGEツールの解説で書いている
この順番に従っています。
従って、呼び出しは ”バー数”、”マルチタイムフレーム”、”マルチタイムを表示するか否か”ということを指定しています。
プログラム中ではこれを変数にしているのでわかりにくいですが、値としては
20,240,true と書いても同じです。(値は例ですので必要な値を指定してください)。
次の 0,1,2,3は
0:メインライン
1:同 平均
2.マルチタイムライン
3:同 平均
の値を指しています。これはRANGEツールの中での定義がそうなっているので、正しく指定する必要あります。
この数字は Setindexbuffer(0,RANGE.Value)のような定義文の最初の数字です。
double Range.Value=iCustom(NULL,0,"Nonlag_RANGE_MTF_2Signal",RANGE_MTF.T1,MTF,true,0,off);
という処理は
NULL : チャート上の通貨
0:時間軸も変更せず
"Nonlag_RANGE_MTF_2Signal.ex4"というプログラムに
パラメータ RANGE_MTF,MTF,trueで
indexbuffer 0 の
off足
の値を
Range.Valueというダブル型変数に入れる。
という意味です。 この処理を実行するときにはRANGE_MTF,MTF変数に必要な値を入れておくことが必要です。
長くなりました。
こんだけ長いとGoogle Bloggerだと読み辛いですね
いろいろと考えなければいけません。 勢いで始めたのでBloggerのことをなにも理解せず試行錯誤しています
しかし また寒い一日です。 桜が見るまもなく散ってしまいました。
2013年3月31日日曜日
2013年3月30日土曜日
だめだめを公開
RANGEツールの勢いが1未満(勢いがない)の時に、hMAツールでの移動平均計算を行わない。 と したらどうなるのか
#define open.long 0
#define open.short 1
#define close.long 2
#define close.short 3
#define Notify.non 0
#define Notify.push 1
#define Notify.mail 2
#define Notify.alert 3
ということを昨日書きましたが
実際にどれくらい儲かるのか、損するのかを簡易な方法として組み込んで結果を出力するように改造したバージョンが出来ました。
このままでは損するだけなのですが、あえて公開します。
まじめに使ってはなりません が エントリーは悪くないはずですのでクローズを工夫することで多少は使い道があるのかもしれません。
でも 使って頂きたくて公開するのではなく、この先、このツールをひとつひとつ手を入れて行きますので、途中経過を残すものとして、使ってはならないツールを公開します。
例によって手抜きプログラムなのですが、エントリーとクローズのサインも思い切って簡略化しています。 普通ならは矢印でlongかshort、エントリーかクローズを別々な記号で表すわけですが、その為には4つの矢印が必要になるので、今回はなんと、EMA9の下に表示されているか、上に表示されているかでlongかshortを表しています。
EMA9(白い線)の下 long
同 上 short
エントリーかクローズかは
エントリー 白色
クローズ 赤色
ということで2つの記号のみです
ロジック
エントリー
RANGEツールの勢いが1を超えた時に、hMAの色に従ってエントリーします。
クローズ
エントリーした色と反対の色が出現したらクローズします。同じ色が出てもそのままホールドします。
マイナスになるケース
図ではshortとlongのマイナス例を示しています。
エントリーはそんなに悪くないと思うのですが、クローズに失敗しています。
移動平均系が避けられないクローズの遅さ。と言うのは少し乱暴で、クローズの方法が単純すぎることだと考えています。(図のlongは他の方法でもマイナスになってしまうかもしれませんが)
設定方法
今回のプログラムは2つのex4ファイルを使って動かしています。
公開済みのRANGEツールとhMAツールがベースなのですが、2つを連携させているのでプログラムを別に用意しました。
ダウンロード Nonlag_hMA_with_Signal_DontUSE.zip ファイルを2つZIP圧縮しています。
不具合を一部修正し再掲載 2013/03/13 Nonlag_hMA_with_Signal_DontUSE_0331.lzh
解凍後同じフォルダーに入れて動かしてください。 DontUseの方が本体です。
本体側プログラムがMT4のiCUSTOM関数でRANGEツールの値を取り出しています。
パラメータ設定
新しく追加しているもののみ書きます。
Short Range 係数 と Long Range 係数 はRANGEツールの2つの値を合成計算するパラメーターです。
ERUJP 1時間の時にShort=1,Long=0にすると最も良い結果が出ましたが、それ以外の組み合わせと、それ以外の通貨では残念な結果になりました。
Notifyは EntryとCloseのサインが出た時に通知を行う機能です。
1:PUSHはiPhoneやAndroidのPushで通知します
2:メールはメール通知
3:AlertはMT4のAlert関数を利用
ただし、これを設定してインケーターを動かすと、過去のサインから順番に処理しますのでPUSHでは最初の通知のみ(一定時間内の回数制限を超えている)、メールは2通目が少し時間を開けて到着(全部到着するか怪しいです)、Alertは数が多くてなにがアラートなのかわからない状態になります。
これも徐々に直して行きますので、今回は笑いのネタとしまして。
プログラムの解説は初めてだと思いますが、興味がある方のみにNotify部を説明しますと
1.後からなんだっけ? となりそうなことをプログラムの最初で定義しておきます
#define open.long 0
#define open.short 1
#define close.long 2
#define close.short 3
#define Notify.non 0
#define Notify.push 1
#define Notify.mail 2
#define Notify.alert 3
2.文字列配列を用意し
string Notify.mes[4];
3.Init部で初期化
Notify.mes[open.long]="Open Long position ";
Notify.mes[open.short]="Open Short position ";
Notify.mes[close.long]="Close Long position ";
Notify.mes[close.short]="Close Short position ";
4.処理部分(メインループから呼び出されます)
void Notice(int OP) このOPは最初に定義された値のいずれか
{
if(Notify==Notify.non) return(0);
if(OP <0 || OP >3) return(0);
string mes=Notify.mes[OP];
if(OP<2)
{
mes =mes+DoubleToStr(Price.open,Digits); Price.openはエントリー時価格
}
else
if(OP==2)
{
mes =mes+"profit "+DoubleToStr(Price.close - Price.open,Digits)+".";
}
else
if(OP==3)
{
mes =mes+"profit "+DoubleToStr(Price.open - Price.close,Digits)+".";
}
if(Notify==Notify.alert)
{
Alert(mes);
}
if(Notify==Notify.mail)
{
SendMail("Nonlag_hMA",mes);
}
if(Notify==Notify.push)
{
SendNotification(mes);
}
MT4ではメール送信、Push送信ともにMT4のターミナルで予め設定しておく必要があります。
プログラムでは単に1行書くだけなので、予め設定を行なっておいてください。
メールはYahooメールが一番簡単に設定できます。
Pushはスマートフォン用のMT4をダウンロードして、スマートフォンアプリの中でID番号を確認する必要があります。
2013年3月29日金曜日
レンジ の 考察
レンジツールを公開してから数週間になりましたが、しつこくレンジについて整理します。
よく レンジは7割の時間だ ということを見かけますが、これが本当ならば、かつ、そのレンジを的確に把握できれば、数種類の手法に限定して、7割の中で高い勝率を狙うのが理にかなった方法なのではないか。 と考えているのです。
(ただ具体的にその答えは見えていません....)
レンジの定義が難しいですが、公開済みのレンジツールとhMAツールを少しいじってレンジ値が1以下の時はhMA平均計算を行わない(つまり値が同じまま)という加工を加えてみました。
この計算方法は適応型移動平均などと言われる考え方になります。
移動平均を計算する際に、相対位置(RSI)、値動き率(ATRやSTD)を変数にします。
今回利用したのは値動き率(勢い)です。
チャートの赤、もしくは青が横長に表示されているのが”勢いがない状態”です
だからどうした と 聞かれると困るのですが。
レンジになっている箇所をひとつの方法(例えばRSIメインで見ていくとか)でやっても難しそうだなと見えませんか?
効率のよさそうなのが、レンジとレンジの間に出現するトレンドに合わせて乗ることでしょうか。
今回の設定はレンジツールの短期の2倍とマルチタイムの1倍の合計を3で割った数値をhMAの計算に反映させています。
レンジツールがごちゃごちゃしているので、これをわかりやすくする為に表現方法を少し変えている次第です。
土曜日に公開できる(予定です)。
最後に恒例になっているEURJP 1H 2013/03/29 21:00 のスナップです
最後のレンジ色が赤なので大きく上に抜けないとずるずると下がりそうです
昨日の矢印でロングしているのですがダメそうですね.....
よく レンジは7割の時間だ ということを見かけますが、これが本当ならば、かつ、そのレンジを的確に把握できれば、数種類の手法に限定して、7割の中で高い勝率を狙うのが理にかなった方法なのではないか。 と考えているのです。
(ただ具体的にその答えは見えていません....)
レンジの定義が難しいですが、公開済みのレンジツールとhMAツールを少しいじってレンジ値が1以下の時はhMA平均計算を行わない(つまり値が同じまま)という加工を加えてみました。
この計算方法は適応型移動平均などと言われる考え方になります。
移動平均を計算する際に、相対位置(RSI)、値動き率(ATRやSTD)を変数にします。
今回利用したのは値動き率(勢い)です。
チャートの赤、もしくは青が横長に表示されているのが”勢いがない状態”です
だからどうした と 聞かれると困るのですが。
レンジになっている箇所をひとつの方法(例えばRSIメインで見ていくとか)でやっても難しそうだなと見えませんか?
効率のよさそうなのが、レンジとレンジの間に出現するトレンドに合わせて乗ることでしょうか。
今回の設定はレンジツールの短期の2倍とマルチタイムの1倍の合計を3で割った数値をhMAの計算に反映させています。
レンジツールがごちゃごちゃしているので、これをわかりやすくする為に表現方法を少し変えている次第です。
土曜日に公開できる(予定です)。
最後に恒例になっているEURJP 1H 2013/03/29 21:00 のスナップです
最後のレンジ色が赤なので大きく上に抜けないとずるずると下がりそうです
昨日の矢印でロングしているのですがダメそうですね.....
2013年3月28日木曜日
そろそろ 底なのか、それとも
3/28 21:40 毎日登場のEURJP 1時間です。
上の図の矢印部を拡大したのが下の図。
120円を切ってくるのかと思いきや粘っているのでもう一度トレンドラインを引いてみました。
レンジのマルチタイムが上昇気味、メインウインドウは青でEMA9抜け。EMA9が上向きで、おまけにマルチタイムラインと1時間ラインがほぼ同じ。
上のトレンドラインを抜けてくると、少し揉みあって上に抜けそうな気配ですが....
と書いているそばから5分足では早くももみ合っています
キプロス問題というよりロシアとドイツの問題なのかとも思っています。
ドイツはユーロの税金に加え、19%の税金を取られます。
出国するときに、TAXI FREE対応の店で買い、証明書を発行してもらった高額な品物を、機内持ち込みにする。という条件で、申請することで19%が戻ってくるのですが、そんな面倒なことは余程旅慣れた人でないとやらないので、事実上税金26%の国です。
これだと簡単に移住できないので、ある意味ベルリンの壁みたいなものですね。
2013年3月27日水曜日
hMAツールのアレンジ利用
3/27 22:10 EURJP 1時間足
昨日書きましたが120円に向かっている様子です。
hMAツールはそのままではとっつきにくいかもしれないので、アレンジの例として
短期足は20、長期足は42、EMA9なし、それにパラボリックサーを加えています。
これだけ見ていると意外とフィットしているような感じですが。
RANGEツールがどうもごちゃごちゃしていて、2つ見るのが少ししんどいかもしれませんね。
実はEURJPはどちらかと言うと苦手な通貨です。
でもRANGEツールの説明から始めたこともあり、最近値動きが軽快なEURJPが主になっています。
3/27 もうすぐ4月だというのに寒いです。
2013年3月26日火曜日
ユーロ円の ダブル ヘッド・アンド・ショルダー
ユーロ円 3/26 21:45 1時間チャートをギュッと圧縮表示しています。
今月の前半と後半でヘッド・アンド・ショルダーの2連続。
白の線とヘッド(一番高い中央の山)の値幅分、3つ目の山と白色ラインが交差したところから、下がる可能性があり。 直前の右下下がりのラインから下がるとすると、相当下がることになりますが、120円をまたもや下回るのか?
3/26
2013年3月25日月曜日
3/25 20:50 EURJP 1時間チャート
トレンドラインを引き直しました。
長いラインは下がり気味で、かつ、直前の山が完成すると、ヘッドアンドショルダー。
短いトレンドラインに添って動くと長いラインを超えることになるので、今晩は上のトレンドラインの攻防があるのでしょうか。
勢いもないようなので、このままの動きだとするとエントリーが難しそうですね。
直近の動きだけを5分で見ると
こちらはエントリーチャンスが2回(結果論ですが) 白色矢印
いずれも
勢いが出ている & 青色 & マルチタイムフレームラインからそれなりに離れている
ということですが、2回めのエントリーはサブウインドウのマルチタイムラインが下降気味で直前の安値(水平にラインを引いたとして)を割っているので、直前の黄色の三角印でエントリーして、少し下がって損切りしているとすると、2個目の白色矢印ではエントリーできないかと(少なくとも自分ならそうですので)。
そこでまた1時間チャートに戻ると
ちょいとチャートがデカすぎですが。1時間チャートの黄色の矢印と、(たぶん)5分チャートの黄色の矢印が同じ場所を示していて、1時間で見るとEMA9を超えていないのがわかると思います。
EMA9を入れているのはこんなケースもよくあるので補助的に見る為に入れています。
1時間見て、5分見て と忙しいですが
1時間でエントリーするとちょうど黄色の矢印の直前で青色なのにEMA9を下回り、精神衛生上良くない時間になりますが、5分で動けていると割とはっきりと判断できるはずなので省エネになるのではないかと。
EMA9の補足でした。
と書いている間にEURJPがジリジリと下がっています。
ヘッド・アンド・ショルダー気配です。
トレンドラインを引き直しました。
長いラインは下がり気味で、かつ、直前の山が完成すると、ヘッドアンドショルダー。
短いトレンドラインに添って動くと長いラインを超えることになるので、今晩は上のトレンドラインの攻防があるのでしょうか。
勢いもないようなので、このままの動きだとするとエントリーが難しそうですね。
こちらはエントリーチャンスが2回(結果論ですが) 白色矢印
いずれも
勢いが出ている & 青色 & マルチタイムフレームラインからそれなりに離れている
ということですが、2回めのエントリーはサブウインドウのマルチタイムラインが下降気味で直前の安値(水平にラインを引いたとして)を割っているので、直前の黄色の三角印でエントリーして、少し下がって損切りしているとすると、2個目の白色矢印ではエントリーできないかと(少なくとも自分ならそうですので)。
そこでまた1時間チャートに戻ると
ちょいとチャートがデカすぎですが。1時間チャートの黄色の矢印と、(たぶん)5分チャートの黄色の矢印が同じ場所を示していて、1時間で見るとEMA9を超えていないのがわかると思います。
EMA9を入れているのはこんなケースもよくあるので補助的に見る為に入れています。
1時間見て、5分見て と忙しいですが
1時間でエントリーするとちょうど黄色の矢印の直前で青色なのにEMA9を下回り、精神衛生上良くない時間になりますが、5分で動けていると割とはっきりと判断できるはずなので省エネになるのではないかと。
EMA9の補足でした。
と書いている間にEURJPがジリジリと下がっています。
ヘッド・アンド・ショルダー気配です。
2013年3月24日日曜日
#2 平均線ツール hMA
メインウインドウに表示してエントリーのタイミングを見るツールを(仮)公開します。
使い方は見た目通りで青は上昇傾向、赤は下降傾向を示します。
1.機能
2本の移動平均のクロスを色分けで表示します
マルチタイムフレーム(1本のみ)の任意足の移動平均を表示します
EMA9を同時に表示することができます
2.設定方法
今回もマルチタイムフレームのエラー処理していません。誤った数字を入力すると金色の線が直線で表示されますので、さすがに気がつくのではないかと思っています。
EMA9の表示をディフォルトでtrue(あり)にしています。
EMA9にしたのは完全に個人的な趣味というか、身についた癖とでも言いますか。EMA10でもなく、EMA14でもなく、なぜかEMA9がしっくりくる。 というそれだけの理由なのですが、使い方は次回以降にご説明します。
簡単に書きますと、
5分とか15分足での短いスパンでのチャートでのダマシ判定(正確にはダマシではなくて、移動平均ツールの回避しずらい癖)を異なるBar数の動きで見る目的です。
5分足チャートを少し拡大表示しています。
価格はライン表示(緑)、EMA9は白色です。
マルチタイムフレームラインを上抜けした後に、ヨコヨコの動きで赤線表示になりました。
ここでクローズというのが、一番ストレスのない方法なのですが、EMA9を合わせて見ておくことで、本当に下げの動きなのかを探ろうとしています。
結果論ですが、この動きではEMA9がマルチタイムラインの上に位置したまましばらく動き、高値を取っています。
その後の動きをRANGEツールと合わせて見ると
サブウインドウのマルチタイムフレームラインが1より小さく、かつ、ほとんど水平。
メインライン(白)は小刻みに上下していますが、レンジに入った考えると価格ラインがEMA9とクロスしたとこでのエントリーなんていうアグレッシブなことも思いつくわけです。
レンジなので移動平均の青、赤はあてになりません。 ツールを公開しておきながら、あてにならないという説明も変ですが....
3.ロジック というか 計算方法
移動平均の計算方法はたくさんあり、これに凝りだすと切りがないのですが、今回はEMAよりも少し動きが早い(だろう) HULL移動平均を用いています。
早いぶんヨコヨコも敏感に察知してしまいますので、短い時間足の時は要注意かもしれません。
計算ロジックはいろんなところで公開されていますが、今回利用したのはオリジナルの方法の最後の部分を使わずに、極めてシンプルな計算のみとしています。
オリジナルでは
HMA_n = (期間/2 のLWMA) * 2 - (期間のLWMA)を毎足で計算して、この値を
期間のルート値でもう一度平滑化していまが、今回は最後の平滑化を入れていません。
反応速度重視というチューニングです。
先々このツールをベースに色々と機能を追加して行く予定ですので、必要最小限から開始という狙いもあります。
4.ダウンロード
Nonlag_hMA.ex4 (実行ファイル)
Nonlag_hMA.mq4 (ソースファイル)
ディフォルト設定では比較的長いバー数にしていますので、ディフォルト変えたい方はソースをいじってみてください。
例によってエラー処理とか無視しています(あまり自慢にはなりませんが)。
3/24
2013年3月22日金曜日
3/21のたられば検証
昨晩EURJPのショートに乗り遅れたと書きましたが、たらればで、もし乗れていたらという後付けの検証です。
3/33 20:30過ぎの1Hチャート
チャートの白色矢印あたりでショートしていただろうという説明なのですが
1.やや大きな幅のレンジからの下げに入っている(平均線ツールは赤:これはまだ未公開ですが)
.2.サブウインドウの白線(メインライン)が1を超え赤線も超えた
3.メインチャートの金色ライン(4時間)に向かうとするとそれなりに値幅がありそう
4.サブウインドウの4Hライン(こちらも金色)は1より小さく、かつ下がり傾向
というのが後付ですが理由です。
特に4の4時間足の勢いがあるか、ないかで反転の可能性を探っているという感じです。
勢いがないのでレンジの中をダラダラと動いていくイメージです(ただし上か下かはわかりません)。
チャートの最後の部分を見てもらうと4時間足の勢いが1にタッチしています。
メインチャートの値動きに連動しているわけですが、昨晩にショートを決行した直後にも、同じく1を超える可能性があったわけです(まあリスクばかり書いても仕方ありませんが、違いといえばメインチャートの4時間足との距離でしょうか? )
しったかぶりはここまでにして
同じく5分では
白色でショートして(多分)金色の矢印でクローズしていたでしょう。
トリプルシスター完成の後にトレンドラインを抜けたので即撤収ということです。
仮に撤収せずにまだ下がると粘って、かつチャートを見ていたら、次の反転で、それも頂点あたりでロスカットしていたに違いありません(笑)。
それにしてもタイミング良く、面白い動きのチャートです。
最終部なのですが、メインウインドウでは大きく切り返し(それも傾斜がかなり急ですね)。
それに合わせてサブウインドウでも大きく上昇。
ただしマルチタイムフレーム(このチャートでは60分)はメインウインドウではチャートとクロス。
サブウインドウ(レンジ判定ルーツ)では下がり気味。
今晩はどっちに動きますかね?
1時間チャートではまだレンジ継続。
5分チャートでは上、下の水平レンジをブレイクしているので、どっちに動くか分かりません。
なんとなくズドンと下に一回落ちそうな雰囲気なのですが....
勢いに任せて連日書いておりますが、誤字脱字などあるかもしれませんがご勘弁ください。
3/33 20:30過ぎの1Hチャート
チャートの白色矢印あたりでショートしていただろうという説明なのですが
1.やや大きな幅のレンジからの下げに入っている(平均線ツールは赤:これはまだ未公開ですが)
.2.サブウインドウの白線(メインライン)が1を超え赤線も超えた
3.メインチャートの金色ライン(4時間)に向かうとするとそれなりに値幅がありそう
4.サブウインドウの4Hライン(こちらも金色)は1より小さく、かつ下がり傾向
というのが後付ですが理由です。
特に4の4時間足の勢いがあるか、ないかで反転の可能性を探っているという感じです。
勢いがないのでレンジの中をダラダラと動いていくイメージです(ただし上か下かはわかりません)。
チャートの最後の部分を見てもらうと4時間足の勢いが1にタッチしています。
メインチャートの値動きに連動しているわけですが、昨晩にショートを決行した直後にも、同じく1を超える可能性があったわけです(まあリスクばかり書いても仕方ありませんが、違いといえばメインチャートの4時間足との距離でしょうか? )
しったかぶりはここまでにして
同じく5分では
白色でショートして(多分)金色の矢印でクローズしていたでしょう。
トリプルシスター完成の後にトレンドラインを抜けたので即撤収ということです。
仮に撤収せずにまだ下がると粘って、かつチャートを見ていたら、次の反転で、それも頂点あたりでロスカットしていたに違いありません(笑)。
それにしてもタイミング良く、面白い動きのチャートです。
最終部なのですが、メインウインドウでは大きく切り返し(それも傾斜がかなり急ですね)。
それに合わせてサブウインドウでも大きく上昇。
ただしマルチタイムフレーム(このチャートでは60分)はメインウインドウではチャートとクロス。
サブウインドウ(レンジ判定ルーツ)では下がり気味。
今晩はどっちに動きますかね?
1時間チャートではまだレンジ継続。
5分チャートでは上、下の水平レンジをブレイクしているので、どっちに動くか分かりません。
なんとなくズドンと下に一回落ちそうな雰囲気なのですが....
勢いに任せて連日書いておりますが、誤字脱字などあるかもしれませんがご勘弁ください。
2013年3月21日木曜日
3/21 検証結果
昨日(休日)の結果です。
2013/03/20 15:57:27 ユーロ-米ドル 新規買 x 1.2890 0
2013/03/21 7:43:15 ユーロ-米ドル 決済売 x 1.2935 0 0
1.2890でlongして、翌朝の7:43に1.2935で決済。
一時1.2960ぐらいまで行ったようですが朝のもじもじとした動きを見て決済しました。
決済はMT4を見てのものではありません。 夜寝る前に同値撤退の逆指値を入れておいて朝起きてまあこんなもんかという乗りです。(数量、スワップは削除しています)
今は3/21の21時を回ったところですが、ユーロ円が軽快に動いているようですね。
残念ながら乗り遅れたので今日は見るだけになります。
サブウインドウの白い線が1を超えたとこでshortしているとメインウインドウの安値トレンドラインに向かってじりじりと行くのではないかと。 ただ今からエントリーするのは多少勇気がいるので見送りです( はい 私 結構 臆病 もの です)。えい と行くのであれば5分足の動きを見て、ということなのでしょうが、残念ながらそこまでうまくないのも十分自覚しています。
ご参考までに5分足の動きです(21:26時点)
3/21
2013/03/20 15:57:27 ユーロ-米ドル 新規買 x 1.2890 0
2013/03/21 7:43:15 ユーロ-米ドル 決済売 x 1.2935 0 0
1.2890でlongして、翌朝の7:43に1.2935で決済。
一時1.2960ぐらいまで行ったようですが朝のもじもじとした動きを見て決済しました。
決済はMT4を見てのものではありません。 夜寝る前に同値撤退の逆指値を入れておいて朝起きてまあこんなもんかという乗りです。(数量、スワップは削除しています)
今は3/21の21時を回ったところですが、ユーロ円が軽快に動いているようですね。
残念ながら乗り遅れたので今日は見るだけになります。
サブウインドウの白い線が1を超えたとこでshortしているとメインウインドウの安値トレンドラインに向かってじりじりと行くのではないかと。 ただ今からエントリーするのは多少勇気がいるので見送りです( はい 私 結構 臆病 もの です)。えい と行くのであれば5分足の動きを見て、ということなのでしょうが、残念ながらそこまでうまくないのも十分自覚しています。
ご参考までに5分足の動きです(21:26時点)
3/21
2013年3月20日水曜日
3/20 実地検証
3/20 15:48 EURUSD 1時間足のチャートです。OANDAなので日本時間ではありません。
メインウインドウは次回に公開する予定のツールです。
公開に足るのか?。ということで実際に使っている次第です。
簡単に説明すると、青、赤のバンドは1時間足から計算している平均値で、金色の線は4時間足の平均値を表示しています。
上図の最後のバーでロングしました。
なんでユーロをロングしたかというと
1.4時間足の平均と1時間足の平均が同じ価格になっており、かつ、サブウインドウのRANGE判定ツールのマルチタイム(金色 ここでは240分を指定)と1時間のライン(白)の両方が下げ止まりそうな気配。今回は1を超えていませんが、積極的に行っております!
2.メインウインドウのバー推移で15本前につけた安値を割っていない。
3.同 高値のトレンドラインまで伸びるとすると、その次は月曜日に開けた窓を埋めるのではないかと(これは希望的な観測です)。
さて どうなりますかね。
高い検証費用にならなければ良いのですが。
3/20(春分の日)
2013年3月18日月曜日
RANGE_MTFの検証 その1
3/18(月) 朝起きて目を疑いました。なので昨日の今日ですが書き込みしています。
ユーロ円が一挙に2円マイナス。ドルも1円ぐらいマイナス。wao!
今 21時でこれを一生懸命に書いているのですが、ツールがどんな具合なのかを貼り付けます。
ドル円 5分足 マルチタイムフレームは60分(1時間)
5分足が勢い出てきそう。1時間足も少し上向きでしょうか?(微妙かな)
それとも少し戻してレンジ入りと見るのが普通でしょうか。
ユーロドル 5分/60分
朝方の急落を含めてチャートを縮小で表示しています。
勢いなしで、直前につけた高値が急落の50%戻しなのでしょうか。
1時間足が少し勢いが出てくるのか? そうなると下がりそうな気配ですね。
ユーロ円
ユーロのチャートと比較して少し拡大しています。
朝方の安値を割っていません。ユーロドルに相似。
ということで今晩は様子見でしょうか。
それともズルズルと下がりそうなユーロドル監視?
2013/03/18 21:30
2013年3月17日日曜日
#1 RANGE_MTF
公開#1 レンジ判定
レンジ判定(勢い)を目的としたインジケーター。
どちらかと言うとレンジ(勢いがない)であることを判定し、その時にトレードしないというツールです。
01:機能
1.ADX,ATR,STDを用いて変動の勢いをサブウインドウにグラフ化。
2.マルチタイムフレームで表示可能(利用する、しないの選択可能)。
02:グラフ表示の解説
白線:メインウインドウのタイムフレームの勢いを表示
赤線:同上の平均値
金色:(指定した)マルチタイムフレームの勢い
緑色:平均値
03:目盛
1を基準として、
1より上の時は勢いがあります
1より下の時は勢いがありません
*ここでの「勢い」は数値が1を超えているか、否かだけの判断ですので絶対的なものを指してはいません。
04:指定可能なパラメーター
T1:計算の対象バー数(最大は26です)
MT:マルチタイムフレームの分数(エラー判定していませんのであしからず)
MT_DISP:マルチタイムフレーム表示するかしないか
05:計算概要
起動時にADX,ATR,STDを全バーを用いて平均を計算(起動時のみ)。以下 総平均と表現。
STDとATRの比、STD/STD総平均とATR/ATR総平均の比、ADX/ADX総平均を計算し
それぞれの値を条件分岐で計算しています。
(MT4でADX、ATR、STDの3つを同時に表示させてみると微妙な差が見えるはずです。
それを総平均との比率で標準化して平均処理しています。
単純平均はしていないのがポイントかもしれません。)
06:使い方
内部ロジックを公開しておりませんので、お好きなように(笑)!
目安は1を超えているかですが、
単純に勢いを示しているだけですので、上か下の方向は別な方法で判断が必要です。
レンジ状態でブレイク判定に使う時は、1を抜けた後の戻り(また1に戻ってくる)に注意が必要です。
下の例を見てもらうと1を超えた状態でも、白線が赤色(平均値)とクロスしたタイミングで価格バーが反転しています。 つまり勢いを保ったまま反転した(もしくは短い時間で反転した)。
ということになりますので、1を超えたから放置というのは危ないです。
メインウインドウは1時間足、マルチタイムフレームは4時間(240分)指定の例です。
07:プログラムダウンロード
エラー処理ほとんど組み込んでいません。
動作確認はOANDA MT4のみですので桁数違いのプロパイダーがちと心配ですが
ダウンロード Nonlag_RANGE_MTF.Ex4
今後徐々にツールを増やして行きたいと考えていますが、月に2、3回の更新になりそうなのでのんびりとお付き合いください。
2013/03/17
レンジ判定(勢い)を目的としたインジケーター。
どちらかと言うとレンジ(勢いがない)であることを判定し、その時にトレードしないというツールです。
01:機能
1.ADX,ATR,STDを用いて変動の勢いをサブウインドウにグラフ化。
2.マルチタイムフレームで表示可能(利用する、しないの選択可能)。
02:グラフ表示の解説
白線:メインウインドウのタイムフレームの勢いを表示
赤線:同上の平均値
金色:(指定した)マルチタイムフレームの勢い
緑色:平均値
03:目盛
1を基準として、
1より上の時は勢いがあります
1より下の時は勢いがありません
*ここでの「勢い」は数値が1を超えているか、否かだけの判断ですので絶対的なものを指してはいません。
04:指定可能なパラメーター
T1:計算の対象バー数(最大は26です)
MT:マルチタイムフレームの分数(エラー判定していませんのであしからず)
MT_DISP:マルチタイムフレーム表示するかしないか
05:計算概要
起動時にADX,ATR,STDを全バーを用いて平均を計算(起動時のみ)。以下 総平均と表現。
STDとATRの比、STD/STD総平均とATR/ATR総平均の比、ADX/ADX総平均を計算し
それぞれの値を条件分岐で計算しています。
(MT4でADX、ATR、STDの3つを同時に表示させてみると微妙な差が見えるはずです。
それを総平均との比率で標準化して平均処理しています。
単純平均はしていないのがポイントかもしれません。)
06:使い方
内部ロジックを公開しておりませんので、お好きなように(笑)!
目安は1を超えているかですが、
単純に勢いを示しているだけですので、上か下の方向は別な方法で判断が必要です。
レンジ状態でブレイク判定に使う時は、1を抜けた後の戻り(また1に戻ってくる)に注意が必要です。
下の例を見てもらうと1を超えた状態でも、白線が赤色(平均値)とクロスしたタイミングで価格バーが反転しています。 つまり勢いを保ったまま反転した(もしくは短い時間で反転した)。
ということになりますので、1を超えたから放置というのは危ないです。
メインウインドウは1時間足、マルチタイムフレームは4時間(240分)指定の例です。
07:プログラムダウンロード
エラー処理ほとんど組み込んでいません。
動作確認はOANDA MT4のみですので桁数違いのプロパイダーがちと心配ですが
ダウンロード Nonlag_RANGE_MTF.Ex4
今後徐々にツールを増やして行きたいと考えていますが、月に2、3回の更新になりそうなのでのんびりとお付き合いください。
2013/03/17
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